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大物浦(兵庫県) [京から平泉]

2011年7月31日

1107310004.JPG1107310006.JPG兄頼朝から狙われるようになり、義経は京を離れる決心をした。「文治元年(1185年)11月5日、弁慶ら側近を含む二百余騎と共に、大物浦から乗船し西国を目指すはずだったが、にわかに突風に襲われ、従者は四散した。仕方なく、残った伊豆右衛門尉、堀弥太郎、武蔵坊弁慶、静御前の4人を従えて、同夜天王寺辺りに一泊した後、姿を眩ませた。(高橋富雄著;義経伝説)」ということだが、訪問した「大物主神社(おおものぬしじんじゃ)」には、”義経と弁慶が隠れた跡”の碑が残されている。つまり、突風で辛くも岸に辿り着くと、ここ大物で1夜明かしたという話なのである。

1107310009.JPG大物(だいもつ)という土地は兵庫県尼崎市にあり、現在は神崎川河口から少し入った所になるようだが、その当時は直ぐ近くに浜があっても納得が行く。
「大物主神社」は、阪神電車の大物駅から歩いて数分の県道399号沿いにある。


1107310005.JPG”義経と弁慶が隠れた跡”とされる「義経弁慶隠家跡」の碑は神社本殿左端に見ることができた。


 


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コメント 2

sajama

かめ様

おはようございます。

神社の名前が良いですね、地名は「だいもつ」でも神社名は「おおもの」!! しかも主「」ぬし!! 正に日本史上に欠かせぬ存在のオオモノの伝説が感じられます。

尼崎市に行った事もあり県道も通った事がある筈ですが、こう言う場所があったとは知りませんでした。 芭蕉の奥の細道の平泉の章段だけしか知らないと、いきなり泰衡に滅ぼされた時点から遡る事になり、我が国の歴史の旅への再出発が嬉しい感じです。 今後とも楽しみに期待しております♪♪♪

by sajama (2011-08-02 06:34) 

かめ

>sajamaさん

レスが遅くなり申し訳ありません。

>尼崎市に行った事もあり県道も通った事がある筈ですが、こう言う場所があったとは知りませんでした。

私も予め調べて行ったので、問題なく行くことができたのですが、適当に・・・などとやっていたら分からなかったかも知れません。
そもそも「大物浦」と「源義経」の繋がりも、つい最近知ったのであって、以前は全然知りませんでした。^^;

チョットネタばらししてしまいますが、今読んでいる「義経伝説の謎」という本は、義経の「北行」は事実だった。「源義経=成吉思汗」の可能性は大いにある。・・・という立場で書かれているものですが、「源義経=成吉思汗」はチョット・・・という部分もありますが、「北行」はもしかすると・・・と思わす色々な事実や伝承が書かれていて、それだけでも「私も行ってみたい」という気にさせられています。
いつかは「北行」追跡をやろうと思い出しました。(笑)
by かめ (2011-08-04 05:35) 

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